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トラウマ…Z250GPの思い出。

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チェーン…と言うか駆動系にトラウマがある私です。
このひとつ前のブログに載せていますが、
グリススプレーが結構私としては「精神安定剤」になっています。

そんな訳で、「Kawasaki Z250GP」のお話です。

もう、20年くらい前の話になります。
そのバイクは、ドライブチェーンに替えて「ゴムベルト」を駆動伝達に使ったもので、
「メンテナンスフリー」を謳っていました。

でも、そこに落とし穴があったんです。
「メンテ不要」と言われたのだから…で、
駆動系(ベルト部分)は基本的にほとんど気に掛けもせずに乗り回していました。

ところがある日、緩やかな下り坂を軽くエンブレを効かせながら走っていると突然、
「カラ・・ガゴッ!キュキュキュ…」とリヤタイヤがロックし、
急ブレーキをかけたようなタイヤのスキール音が!
咄嗟にクラッチを握ると、バイクは何故か何事も無かったかのようにアイドリング音がするだけ。
そのまま、惰性で坂を下り続けています。
「何ダ今の?」と「(さらに)ナンデ普通に走っているんだ?」と頭の中が????だらけ、
当然、すぐに路肩に停車してみました。
すると、ミッションケースのフロントプーリー(…チェーンなら"スプロケ")のカバーにヒビ!
そして、ベルトが微妙に斜めになっていました。
取りあえず車載工具でカバーを開けてみると、
フロントプーリーが外れ、ベルトを巻き込んだ場所で硬く引っ掛っていました。
ゆっくり考えての想像ですが、
 屮ラ・・」で、フロントプーリーの固定ねじが外れ、
◆屮ゴッ!」で、暴れたプーリーがベルトを巻き込んで引っ掛り、
ベルトが引っ掛った為にリヤタイヤがロックして「キュキュキュ…」
…となった様子です。

家に帰って修理を!…と分解してみたのですが、
なんと、カバーのみならず「クランクケース」にもヒビが入っていました。
ベルトやプーリーは部品交換するとしても、
クランクケースを部品交換するって言ったって…、
エンジン下ろして分解し、それをまたくみ上げてなんて!…私には出来ません。

とてもとても気に入っていて、
一番乗り回したバイク(現在のv-twin MAGNAとは比較できない程)だったのですが、
このアクシデントで「サヨナラ…」しました。

そんな思い出です。

大した事無い!と思ったかもしれませんが、
私にとっては、大きな・おぉ~きなトラブルだったんです。