Kenko　テレプラス - 趣味はいつでも”無駄遣い” from Yahoo!

少し前の事ですが、ヤフオクで落札しました。

ヤフオクで落札するのは1年以上ぶりです。
暫らく利用していなかったのですが、出品者の方とのやり取りが少し変わっていて、
ちょっとアタフタとしてしまいました。

昔はお互いの連絡の順序が其々の個性！って感じでしたが、
今は”先ずコレ”、”次にコレ”って決まっているんですね。
まあ、マニュアル化と言うか標準化していれば間違いはかなり減るでしょうけど、「なんか…」、って感じでした。

…で、落札した品物がこれです。

Kenko　TELEPLUS

…いやぁ～、思い出すなぁ。

中学校で写真クラブだったんですが、「お金持ち」ではなかった我が家。
近所の古道具屋で中古（当然保障なんて？）のカメラを買うのが精いっぱい。
おこずかいと親父の特別カンパを合わせた1万円で、一眼レフの「PETRI V6Ⅱ」ってカメラを買いました。

写真クラブには、その趣味ならではと言うか「お金持ちの子」がそこそこいて、
その頃最新の一眼レフカメラである、
「PENTAX MX（モードラ付き）」や「PENTAX ME（ワインダー付き）」、あるいは「Canon AE-1」なんて辺りを、
当たり前のように”自慢”することなく（…ってとこが自慢に見えていたの、ヒガミ屋のオレだけ？）使っていました。
そんな具合ですから、彼らは交換レンズも広角・中テレ・望遠、果ては望遠ズームなんかも、
これまた”当たり前のように”持っていました。

でも、私には買えませんでした。
1万円の中古カメラを精一杯で買った私に、数万円もする交換レンズなんて、買えるはずが有りません。

そんな私の救世主が、この「テレプラス」でした。
なんて言ったって、その本体価格が確か5千円前後。
（4群4枚構成のMC4ってい言ったかな？、6群6枚構成のMC6ってのも有ったけどこっちは少し高くて…）
お正月を待ち、おとし玉をはたいて横浜の「さくらや」で買いました。（ハマ商事だったかな？）
このテレプラスを55mmの標準レンズに取り付け、110mmの中テレ相当の”望遠”へ。
カチャカチャとレンズを付け替える(…と言うか、外してテレプラスを着けて、そこにまた着けるのですが）感じが、
「一眼レフを使っている！」、「レンズ交換している！」って実感出来てもの凄ぉ～くうれしかったのを、
今でも（ナントナクですが）覚えています。

もう、40年近く昔の話なんですねぇ～。（しみじみ…）

そして、中学時代の思い出から現代に戻って、落札したテレプラスを着けてみました。